あくり出版

第2章本の基礎知識【ワードDTP】

第2章本の基礎知識【ワードDTP】

『自分で本を出版する・ワードDTP編・DIY産直出版のススメ』『自分で本を出版する・製本術編』の無料公開につて

2001年から紙の本で出版されていた本です。著作権は、「あくり出版」が持っています。ちょっと変わった非常識出版を実践していた「あくり出版」です。

現在は販売しておりません。内容が古くなったのでここで無料公開いたします。何かのお役に立てれば幸いです。

※ご紹介している「あくり出版」の書籍や製本キットなどについては、現在販売はしておりません。

第二章からは、21世紀の個人レベルによる活字出版文化発展のために、具体的な方法を紹介します。日常の道具でここまで出来るのかと感心なさることでしょう。是非、自己を高める道具・技術として身に付けてください。

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第2章・本の基礎知識・書籍製作の基本知識

本の大きさ・用紙の種類

用紙の大きさ図解

本の大きさ・形は用紙サイズが関係してきます。家庭用のプリンターで印刷できるものは限られていますが、ひととおりの知識があると便利かと思いますので、ここに取り上げておきます。

本や印刷物の大きさを表す基準に判型(はんがたorはんけい)があります。判型とは本や印刷物のサイズで、次頁の図のように、1判(全判)を基準にそれを二つ折りにしたものを2判、またそれを二つ折りにしたものを3判、その二つ折りが4判と続きます。このサイズの見方を基本にして、基準になる1判の大きさの種類がいろいろあります。代表的のものにJIS規格で定められているA判列、B判列があります。

どこでも入手できるA4のコピー用紙は、A1判を3回折り曲げた大きさになります。B5は、B1判を4回折り曲げた大きさということになります。

市販の書籍は、雑誌類がA4やB5の大きさです。単行本がA5、B6。文庫本がA6となります。また新書本はA列、B列とは別に独自の新書判の大きさを決めてあります。これら以外にも出版社、印刷会社独自に様々な大きさがあります。

印刷所で使われる用紙には、仕上げ寸法・原紙寸法といわれるものがあります。

仕上げ寸法とは本の判型を表したもので、出来上がりの本の大きさと同じサイズの用紙です。原紙寸法とは、印刷機にかけるときに使う用紙です。印刷機にかける時には何ページもいっぺんに印刷してそれを切断したり折り曲げたりして製本するため、大きなサイズの用紙が必要になります。これが原紙寸法の用紙です。

また最近では、パソコンショップでも入手可能になったA3用紙があります。これを印刷できるプリンターも販売されています。これを活用するといっぺんに数ページ印刷できて大幅に手間が省けます。また印刷やデザイン関係で使うA3ノビサイズというA3用紙よりすこし大き目のサイズの用紙も市販されています。これら専門的な事項は紹介だけにとどめます。

本書では、誰でもすぐに入手可能なA4、B5用紙を基準に作業ができるようにしています。

製本の基礎・上製本、並製本

基本は、上製本(じょうせいほん)・並製本(なみせいほん)の二種類です。上製本は、ハードカバーの本です。表紙に厚紙を使用し、本の中身よりも少し大きめのサイズになっています。並製本は、ソフトカバーの本です。表紙の紙質は折り曲げ可能な柔らかめのものを使用しています。表紙と本の中身のサイズが同じで製本作業を容易にしたものです。主にビジネス本に多用されています。

面付け・折り丁・丁合

家庭用のプリンターでの印刷の場合は、プリンター用紙の片面だけ印刷して使用することが多いと思います。ヒューレットパッカード社のプリンターでは、両面印刷を自動で行う機種がありますが、まだまだ少数です。

個人でのオンデマンド印刷においては、手持ちのプリンターでいかに効率よくプリントアウトするかが作業の「良し悪し」を決めます。

ここでは、印刷所での工程を参考にして製本工程の面付けと折り丁について見ていきます。

書籍の印刷では、1ページづつ印刷していたのでは時間がかかります。そこで、数ページ分を大きな一枚の用紙に印刷して、それを裁断して製本します。ここでの複数ページを一面として印刷することを「面付け」といいます。面付けの状態で印刷された用紙をページがそろうように折り曲げたものを「折り丁」といいます。そして、この折り丁をページ順に重ねたものが「丁合」といいます。市販の本では、よく「落丁、乱丁本はお取り替えいたします。」と記されていますが、落丁、乱丁というのは、この丁合が抜けている、順序どおり並んでいない、などのことです。

本の構成・各部の名称

本の構成・各部の名称

本の構成を知っておくことは、本を手作りしていく上で大切なことです。しかし、専門的な名称などは、一応知っておく程度で構いません。印刷業者や製本業者と作業をする場合は専門用語を知っておいた方が便利ですが、ここは、DIY出版社ですから必要ありません。本書で使う大まかな名称だけ図にして紹介しておきます。

本をつくる基本工程

市販されている出版物の製作工程は複雑で高度なものです。私たちは、小部数の個人出版をめざしていますので、複雑なことは必要ありません。私たちに必要のある事項を見ていきます。

企画・執筆・編集

最初に企画です。本の形にしていく目的、目標をしっかり考えます。そして、テーマを決めます。テーマが決まったら、目次をつくります。完成したあかつきにはどんな人に読んでもらいたいか、なんのためにこの作業にとりかかるのかなどを企画書としてまとめておくとあとの作業がスムーズにいくと思います。

次は、自分の蓄積してきた情報を吟味して執筆に取り掛かります。執筆作業はワープロかエディターを使いテキストファイルで保存しておきましょう。あとのレイアウト作業に必要です。また後ほど説明しますワードでの「アウトライン機能」を使用して執筆すると処理が簡単になります。

ひととおり書き終えたら、添付する写真や絵、図形などをどうするかを考えます。

DTP作業・校正

全てのデータをデジタル化します。文章はテキスト形式やワードのデータになっていますが、添付する写真や絵、図形などをデジカメで撮ったりスキャナで取り込んだりします。そして、ワードによるDTP作業です。製本用のDTP手順にそってレイアウトを工夫します。

次は、一部づつ印刷して校正に入ります。変換間違い等の誤字脱字、レイアウトのずれなどを点検、修正します。

印刷・製本

校了したデータをプリンターで印刷します。上手に両面印刷できるか多少根気の要る作業です。家庭用のプリンターは以前に比べて高性能になってきましたがやはり数百枚の印刷となると途中で紙詰まりを起こしたり印刷ズレがおきたりとトラブルがあります。頻繁にプリンター内を掃除することが肝要です。

刷り上った用紙は、いよいよ製本です。手作り製本の手順に従って職人になった気分で作り上げましょう。自分の本が完成する瞬間です。それも手作り。どこにもない世界でただひとつのオリジナル本の完成です。一冊の本を企画から製本まで自分でやってしまう独自の出版。ひとつ完成するごとに人生が広がっていくことを実感すると思います。

『自分で本を出版する・ワードDTP編・DIY産直出版のススメ』『自分で本を出版する・製本術編』とは

2001年から紙の本で出版されていた本です。著作権は、「あくり出版」が持っています。ちょっと変わった非常識出版を実践していた「あくり出版」です。

ワードを使った書籍用のDTPの操作を解説した本です。古いワードのテクニカル本です。

『自分で本を出版する・製本術編』はワードDTPで作成し、インクジェットプリンターで印刷したものをビジネス書っぽく製本する方法を解説したものです。

当時4000円くらいで販売していたものです。3000冊ほど売れたと思います。ISBNもあり、国立国会図書館にも入っています。今は、販売していません。もしかして、古本でどなたかが販売しているかもしれません。

内容的に今では、使われていないワードのバージョンですので、ここで無料公開します。縦書き書籍用のデータをそのまま掲載しますので、改行も少なく、ネットでは読みにくいかもしれませんが、書籍の雰囲気をそのままということで、ご勘弁をお願い致します。

懐かしいワードの使い方をご覧ください。

新しいワードのバージョンで、ご参考になれば幸いです。

『自分で本を出版する・製本術編』についても、製本術自体は、古くなっても色あせることはありませんが、現在のネットワーク時代に紙の本というよりも、電子書籍やWEBにSNSですから、古い情報です。こちらも無料公開いたします。

なにかのお役に立てれば幸いです。

※ご紹介している「あくり出版」の書籍や製本キットなどについては、現在販売はしておりません。

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