第3章05目次【ワードDTP】

ツールバーで「挿入」→「参照」→「索引と目次」と選択。 自分で本を出版する・ワードDTP編・DIY産直出版のススメ

『自分で本を出版する・ワードDTP編・DIY産直出版のススメ』『自分で本を出版する・製本術編』の無料公開につて

2001年から紙の本で出版されていた本です。著作権は、「あくり出版」が持っています。ちょっと変わった非常識出版を実践していた「あくり出版」です。

現在は販売しておりません。内容が古くなったのでここで無料公開いたします。何かのお役に立てれば幸いです。

※ご紹介している「あくり出版」の書籍や製本キットなどについては、現在販売はしておりません。

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目次

目次は、「とびら」、「まえがき」の次に挿入されています。その書籍の全体像を知る手がかりとして大変重要なものです。通常、私たちが本を購入するときは、まず題名で選び、気に入った本を手に取り、「まえがき」や「目次」を見ます。そこで、おおよその内容を把握して購入するかどうか考えます。ですから、目次を見栄えよく作りたいものです。

目次の作成は、アウトライン機能のところで設定しておいた「見出し」が、そのまま「目次」に変身します。目次を挿入するところにカーソルを持っていきます。「まえがき」の後ろで結構でしょう。ツールバーで「挿入」→「索引と目次」を選択します。

★ワード2003では★

ツールバーで「挿入」→「参照」→「索引と目次」と選択。

「目次」タブを選択してください。次頁のような画面が出てきます。すると印刷された時の大体の感じが「印刷イメージ」に出ています。ここである程度の見栄えを変化させることができます。

ツールバーで「挿入」→「参照」→「索引と目次」と選択。

「ページ番号を表示する」「ページ番号を右揃えにする」にチェックを入れておきます。その下の「タブリーダー」では、見出しとページ数の間をどういった線で結ぶのかを決めます。「書式」では、「印刷イメージ」を変化することができます。どういった見栄えがいいか、いろいろチェックしてみてください。

その右にある「アウトライン レベル」は、見出しの設定をアウトライン機能のところで設定しましたが、そこでのレベルのことです。章、節といった具合のどこの段階まで目次として印刷するかを決めることができます。レベル4で通常は間に合うかと思います。「OK」をクリックします。そうすると、一気に目次が作成されます。鮮やかなものです。

ここで注意しておきたい事項に、この機能を連続して使用するとコンピュータのメモリやCPUに負荷をかけるようですのでお使いのコンピュータ能力に応じてフリーズなどに注意してください。

出来上がった目次は、次の本文とページを別にしたいので、本文の最初の行に「改ページ」の設定をします。最初の行は見出しになっていると思います。その行の一番上にカーソルを持ってきてください。「とびら」を作成したときと同じ手順です。

「ツールバー」の「挿入」→「改ページ」をクリックします。

「ツールバー」の「挿入」→「改ページ」をクリックします。上の画面が出てきます。

一番上の「改ページ」にチェックを入れます。そして、「OK」をクリックしてください。すると目次の最後に続いていた本文が次のページに移動します。

 また、「目次」自身も「まえがき」とは別のページからはじめたいので「まえがき」の最終行の次で同じように「改ページ」を設定してください。つまり「目次」の前後に「改ページ」を設定して独立したページに仕立てます。

この機能は、章や節の区切りでも活用できますので、ページをかえたいときは、このようにするとできます。

さあ、これで目次ができましたが、よく見るとページの数字が縦書きレイアウトでは横になったままです。数字はちゃんと縦に印字してもらいたいものですが、どうも目次作成機能でページ数字を縦にする機能はないようです。後ほどとりあげる「縦中横」機能で解決できますので後でご説明いたします。

ページの数字が縦書きレイアウトでは横になったまま

この目次は、いったん作成すると本文を手直しし、見出しのページが変更されても自動的には改正されません。変更があった時は、同じ手順で作成し直してください。

『自分で本を出版する・ワードDTP編・DIY産直出版のススメ』『自分で本を出版する・製本術編』とは

2001年から紙の本で出版されていた本です。著作権は、「あくり出版」が持っています。ちょっと変わった非常識出版を実践していた「あくり出版」です。

ワードを使った書籍用のDTPの操作を解説した本です。古いワードのテクニカル本です。

『自分で本を出版する・製本術編』はワードDTPで作成し、インクジェットプリンターで印刷したものをビジネス書っぽく製本する方法を解説したものです。

当時4000円くらいで販売していたものです。3000冊ほど売れたと思います。ISBNもあり、国立国会図書館にも入っています。今は、販売していません。もしかして、古本でどなたかが販売しているかもしれません。

内容的に今では、使われていないワードのバージョンですので、ここで無料公開します。縦書き書籍用のデータをそのまま掲載しますので、改行も少なく、ネットでは読みにくいかもしれませんが、書籍の雰囲気をそのままということで、ご勘弁をお願い致します。

懐かしいワードの使い方をご覧ください。

新しいワードのバージョンで、ご参考になれば幸いです。

『自分で本を出版する・製本術編』についても、製本術自体は、古くなっても色あせることはありませんが、現在のネットワーク時代に紙の本というよりも、電子書籍やWEBにSNSですから、古い情報です。こちらも無料公開いたします。

なにかのお役に立てれば幸いです。

※ご紹介している「あくり出版」の書籍や製本キットなどについては、現在販売はしておりません。

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