四面楚歌(しめんそか)
周囲が全て敵で、孤立した状態のこと。
周囲が全て敵で、孤立した状態のこと。
「四面楚歌」という四字熟語は、直面する状況が非常に困難であることを表します。
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四面楚歌(しめんそか)とは
「四面楚歌」とは、文字通りには「四方がすべて楚の歌」という意味です。
この言葉は、中国の歴史に由来しています。
戦国時代、項羽という将軍が敵に囲まれた際に、敵の楚の兵士たちが楚の歌を歌い始めたことからきています。
これにより、項羽は完全に孤立し、絶望的な状況にあることを悟りました。
現代では、周囲が全て敵で孤立無援の状況を指す表現として用いられます。
例文
彼は会議での意見が皆と対立し、まさに四面楚歌の状態に陥ってしまった。
書き取り問題
彼は会議での意見が皆と対立し、まさに( )の状態に陥ってしまった。
四字熟語クイズ
- 周りがすべて敵で、孤立している状態を何というでしょうか。
答え:四面楚歌
まとめ
「四面楚歌」という四字熟語は、困難な状況や孤立無援の状態を象徴する言葉です。
歴史的な背景を持ち、現代でもその意味が生かされています。
この四字熟語を通じて、過去から現在までの人々の心理状態や状況を理解する手がかりになることでしょう。
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