前回の説明をオサライすると、
書籍を電子化するには、スキャナーで見開きをとり、次のページをめくって、ひっくり返して、また、スキャナーのスイッチを押して・・・・・
これでは、一冊2~3時間かかるのでダメ。
それで、電子書籍の自炊本に書いてある方法です。本の背を裁断してバラバラにして、自動で両面スキャンをする機械に投入してやる方法。
本の裁断機は、2万円くらいします。
電子書籍の自炊用スキャナーも、定番の富士通 ScanSnapです。
裁断機とスキャナーで5万円くらいの投資になりますね。
本の裁断機は、結構、デカイです。自宅に置くには、専用の机が欲しくなるくらいです。
この方法のデメリット。
- お金がかかる!
- 本を減らしてスペースを開けたいのに、機器の場所がかえって必要になってしまった!
- それに、本をバラバラにしてしまう!
という、デメリットがあります。
そこで、私の考えた方法です。
本を見開きで写真にとって、PDF化する方法です。
パソコン用のカメラと自動シャッターのソフトで、パシャ、パシャとやって、1冊5分くらいで電子化です。
簡単です。
スマホなんかで読んでますが、まあまあです。
でも、見開きで撮っていたので、スマホで読むと、なんか読みにくいんですね。
日本の書籍は、右開きの本が多いので、見開きの画像だと次のページへ行くのに、画面を続けていけなくて面倒なんです。
そこで、最近は、見開きではなく、片方の1ページづつ撮っていました。シャッター回数は増えますが、慣れると、1ページ2秒くらいで撮れますので200ページの本でも6~7分です。
裁断もいらないし、気晴らしにパシャ、パシャやればいいだけです。どんどんPDFにして、Dropboxとかの無料のデータ保管場所とかに保存しておくといつでもスマホとか、他のパソコンでも本が読めます。
Dropboxというのは便利ですよ。
いろんなデータをサーバー上に保存出来る、クラウドサービスというやつです。
5ギガバイトでしたか?無料です。
話しがそれましたが自炊本です。
私のやり方で画像から自炊本を作る方法は、同じようなシステムでの製品版があったということも前回の記事で書きました。
私の場合は、片方のページづつ写真撮りをしばらく続けていましたが、画期的なソフトを発見しました。
見開きの書籍画像を半分に分割してページ順に並べてくれるソフトです。さらに、一冊の電子書籍としてデータを吐き出してくれます。フリーソフトです。
WEBカメラから自動でシャッター押しをしてくれるソフトも、無料のもの有料のものいろいろと試しましたが、今使っているフリーのものが一番よかったです。
これら、自動画像撮りソフトと電子書籍化ソフトの組み合わせでとりあえず、自分の蔵書を電子書籍化して保存したいという要望には応えられるかと思います。
スキャナーできっちりと読み取ったものに比べるとクオリティーが落ちますが、一度読んだ本を判読できればいい程度の保存には耐えられるレベルかと思います。
6万円する富士通 オーバーヘッドスキャナ ScanSnap FI-SV600
が欲しいけど、予算がキツイね・・・・と言う方には私の方法をどうぞお試しください。
次の記事でもう少し詳しく解説します。
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