三段論法(さんだんろんぽう)
第一の大前提、第二の小前提、そして第三の結論という構成からなる、論理形式。
「三段論法」とは、論理学における推論の基本形であり、二つの前提から必然的に一つの結論が導かれる形式を指します。
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三段論法とは
三段論法は、古代ギリシャの哲学者アリストテレスによって体系化された論理の形式です。
第一の大前提と第二の小前提から、矛盾なく結論を導く方法として知られています。
例えば、「すべての人は死ぬ(大前提)。ソクラテスは人である(小前提)。よって、ソクラテスは死ぬ(結論)」という形が三段論法の典型的な例です。
三段論法の例文
例文:全ての花が美しいとするならば(大前提)、その中の一輪であるバラも美しいはずだ(小前提)。従って、バラは美しい(結論)。
例文:健康であることが幸せに直結する(大前提)、私は健康である(小前提)、したがって私は幸せである(結論)。
書き取り問題です
全ての花が美しいとするならば(大前提)、その中の一輪であるバラも美しいはずだ(小前提)。従って、バラは「(さんだんろんぽう)」。
健康であることが幸せに直結する(大前提)、私は健康である(小前提)、したがって私は「(さんだんろんぽう)」。
三段論法クイズ
以下の文章を読み、( )に当てはまる四字熟語を答えてください。
- すべての金属は導電性を持つ(大前提)。このリングは金属製だ(小前提)。だから、このリングは導電性を持つ( )。
- 全ての哺乳類は肺呼吸をする(大前提)。イルカは哺乳類である(小前提)。したがって、イルカは肺呼吸をする( )。
答え: 三段論法
まとめ
三段論法は、論理的思考や議論を展開する際の基礎となる重要な方法です。
正しく使うことで、相手に説得力のある論拠を示すことができます。
この四字熟語を覚えておくと、論理的なコミュニケーション能力を高めることに役立ちます。
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